こちらの掲示板は「ギターワールド」です。ライブのネタバレは「ライブレポ」へ。

【過去ログ】弦のテンション
NUMGT-#35664
NAMEギタロック
DATE2005/08/05 22:12
弦のゲージが変わるとテンションが変わる事は分かるんですが、スケールが変わったり裏通しにしたりストリングガイドに通した事によって、テンションが強くなるのは何故ですか?
更に分からないのが、スケールは長い方がテンションが強くなるのに、ストリングポストはナットに近い方が強くなるのも、何故ですか?
葉浩志
難しいことではありません。

例えば長さの違う弦を「同じ強さ」で引けば、長い弦の方
が音が低い、ということは理解できますよね。

ということはこの2つを「同じ音程」にするためには、長い
弦をもっと強く引っ張るか、短い弦を引く力を緩めれば
よいわけです。

よって同じチューニングであってもスケールの長いギターは
強い力で引く必要があるためテンションが上がるわけです。
GT-#35667 TAKASHI 2005/08/05 22:34
ギターのチューニングは、ナット〜ブリッジで決まるんじゃありませんでしたっけ?
それなら、ストリングガイドでテンションを稼ぐ理由が分からないんですが…?
それから、ストリングポストはナット側の方がテンションが強くなるのは、何故ですか?
GT-#35679 ギタロック 2005/08/06 20:38
>ギタロックさん
そうです。ナットから駒の間の弦のテンションは、チューニングと弦の太さが同じならナットと駒の間の長さ(スケール)で決まります。
で、ストリングガイドによって変わるのは、ナットにかかる弦のテンションであって、ナットから駒の間の弦のテンションではありません。つまり、ストリングガイドやネックに角度をつけることによって、しっかりと弦がナットに押さえつけられます。ブリッジと駒の関係も同様です。これによって、弦が安定します。
ギタリストがテンションといったときは、押弦する部分の弦の張力という意味のほかに、ナットや駒を押さえつける力、押弦するときに必要な力、といった意味でも使われるので、文脈判断が必要となります。
GT-#35680 D5 2005/08/06 22:56
たとえば、極端にストリングガイドが無くて、ブリッジも角度が無い場合、チョーキングとかしたら、ナットからペグやブリッジからテールピースまでの間の弦も一緒について伸びるのでとても楽です。これは普通にフレットへ弦を押さえつけるときも同じことが言えます。でも、弦をはじいたときは、この余分な弦の部分へも振動が伝わり(漏れて)しょぼいサスティーンになってしまいます。押さえに関するテンションはそんなところを言ってると思います。
GT-#35697 browler 2005/08/08 22:35
>>browlerさん
一緒について伸びるとは、どういう意味ですか?
GT-#35708 ギタロック 2005/08/09 02:01
レス遅れてすみません。
たとえば、ストリングガイドなんかでカッチりナットへ押し付け、ストップテールピースでブリッジに押し付けられた弦は、そのナットとブリッジの間でしか伸び縮みできません。でも、押さえが弱い(無い)場合、チョーキングなどで弦を伸ばそうとすると、その外側の弦も一緒になって伸び縮みできるということです。
その結果、チョーキングや単純にフレットへ弦を押さえる場合も、弦がやわらかく感じるわけです。
フルアコやセミアコのブランコテールピースの中に、高音弦と低音弦で長さの違うものが良く見られますが、これもその効果を狙ったものです。
GT-#35753 browler 2005/08/11 23:51
ryozzy.net他 1 個
Copyright 1996 bz-world.net All Rights Reserved