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【過去ログ】曲のKeyって
NUMGT-#29320
NAMEDAI
DATE2004/05/25 02:30
こんばんは。僕は今曲を作っているのですが、曲のKeyっていうのがどういうのかわかりません。
EやらAやらあれは何を基準に決めてるんですか?
葉浩志
どのレベルでお話ししてよいのか難しいので、もし不明な点がありましたら質問してください。

キーは学校の音楽の授業で習った「調」のことです。音程には基本的にドからシまで12個の音がありますよね。曲を作るときはその中からいくつかの音を選んで曲にしていきます。最も簡単なのがピアノの白鍵のみを使う「ドレミファソラシ」です。
この7つの音の中で最も安定した音(この音で終わると落ち着くという音)はドかラです。ドで終わると明るいイメージで終了するので長調(メジャー)、ラだと暗い感じになるので短調(マイナー)と呼び、前者をCメジャーのキー、後者をAマイナーのキーといいます。

カラオケなどで自分が歌いやすいようにキーを上げ下げするときの「キー」のことです。

曲を作る際には、ボーカルの出せる音程や楽器の音域、曲の雰囲気に応じてこのキーを決定していくわけです。
GT-#29321 TAKASHI 2004/05/25 18:48
TAKASHIさんレスありがとうございます。
僕が気になるのは作詞してギターでソロを作るときなんですが。
例えば、
B・G・D・Aのコード進行でのkeyはGになるのでしょうか?
それともAですかね?
初心者なのですみません。

TAKASHIさん以前ROCKMANの事でお世話になりました。
ありがとうございます。

GT-#29323 DAI 2004/05/25 23:36
「B,G,D,A」というコードだけだとちょっと判断しづらいんです。

基本的なダイアトニックコードでは、
Key Aでは、「Bm,G#dim,D,A」、
Key Gでは、「Bm,G,D,Am」、
というコードが使用されます。もちろんメロディーに
よって様々に変化してかまわないので「B,G,D,A」と
いう進行が禁止されているわけではありません。
可能性としてはKey GやKey Emなどが考えれますが
まずは理屈よりも、この4つのコード進行を何回か
繰り返してみて、最後にGで終わる方が落ち着くか、
Aで終わる方が落ち着くかをご自分で感じてみてく
ださい。(他のコードで落ち着くこともあります。)

落ち着き感が強い音がキーになるはずです。

作曲の際に使うキーやコード・スケールなどについて
の知識はバラバラに勉強してもなかなか応用できません
ので、もし勉強してみようと考えられているのであれば
一度、総合的にまとめて、基本だけ勉強しておくと良い
ですよ。
GT-#29326 TAKASHI 2004/05/26 06:07
TAKASHIさんは代理コードの知識お持ちですか?CだったらAm7ということはわかるのですが、メジャートニックの時♭5・m7を使うことが出来るということやドミナントやサブドミナント部で使える代理コードや法則が理解できません。ブルースでセッションするとき上手いひとはバッキングでふと急にジャジーなコードいれたりするものですから。>DAIさん。その進行でしたらEmかGで解釈すればそれをもとにぎターソロを作る事ができるはずです
GT-#29327 たかひと 2004/05/26 09:22
たかひとさんフォローありがとうございます。
(長くなるので2つに分けますね。)

で、ご質問の件ですが、まず「m7-5」は特に代理コードということではなく、ダイアトニックコードでVIIのところに自然と生まれてくるコードです。Key Cであれば、VIIのダイアトニックコードはB,D,F,A音の構成なので VIIm7-5 = Bm7-5 になります。

ドミナント(V7)の代理コードがこのVIIm7-5になるわけですが、実際、V7の代わりにVIIm7-5を使ってもイマイチ雰囲気が違います。ドミナントの代理コードとしては一般的に『II♭7』が挙げられます。
ちょっと具体例を挙げてみますね。Key Cで、ツーファイブの進行をしてみます。「Dm7,G7,C△7」これが基本です。これを「Dm7,Bm7-5,C△7」にしてもスッキリしませんよね。では「Dm7,D♭7,C△7」にしてみてください。これでII♭7がドミナント(G7)の代わりになりました。理屈をこねると長くなってしまうのですが、V7とII♭7のコードはドミナントコードで重要な3度と7度の音が共通(順番は逆ですが)だからです。
さらにこの「IIm7,II♭7,I△7」の進行はルート音が半音ずつ下がっていくため非常にスムーズな進行に聴こえてきませんか。このII♭7は「裏コード」と呼んでいます。
GT-#29332 TAKASHI 2004/05/26 18:31
サブドミナント(IV△7)の代理は基本的に『IIm7』です。上でも使ったツーファイブの進行はもともと「IV△7,V7,I△7」のスリーコード進行が変化したものだと言えるわけです。でも、スリーコードに比べ、ツーファイブの方がルート音が4度進行をするので、I△7に向かってスムーズに終止する感じがしますよね。

最後にトニックの代理コードはたかひとさんのお話にあったようにI△7に対して『VIm7』がありますが、もう1つ『IIIm7』も代理コードになります。Key CならEm7です。

で、これらをまとめてしまうと・・・
■トニック I△7 の代理 = IIIm7, VIm7
■サブドミナント IV△7 の代理 = IIm7
■ドミナント V7 の代理 = VIIm7-5 (II♭7)

これを基本として覚えてしまうと良いと思います。なかなか言葉だけでお伝えするのは難しいのですが、もし分かりにくかったらゴメンナサイ。。。
GT-#29333 TAKASHI 2004/05/26 18:31
>たかひとさん
なぜ代理できるかを深く考える必要はないと思います。こつこつと使いながら身につけるほうがよいと思います。たとえば、キーがCでG7の代理には、Bm7(-5),D♭7,Gaug,G#dim…もうなんでもありです。これは音楽の解釈の仕方なんですよ。キーにしたって、たとえばAm7、D9の2コードが繰り返される演奏を聴いて、キーをAmと捕らえるか、Gメジャーと捕らえるかは、たかひとさん次第ですよ。理論書って色々書いてあるので結構いっぺんにやってしまいますが、ゆっくりやって耳でも理解したら次にいくとよいと思います。
とりあえず、セッションですぐに使えそるのは裏コード置換とII-V分解ですから、そこから始めてみてはいかがですか?
GT-#29335 D5 2004/05/26 19:33
みんさん、返事ありがとうございます。
なかなか理論的な事が書かれていますね。
少し難しいです(汗
でも勉強になりました。
以上の件参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
GT-#29337 DAI 2004/05/27 01:51
では僕が理論的ではないkeyの説明を…
とりあえず自分で曲を作る場合はkeyは自分で
決めちゃっていいんです。
後は決めたkeyのダイアトニックで曲作っちゃえ
ばOK!!
自分の決めたkeyのスケールを弾くだけで、どんな
コード進行(ダイアトニックコードであれば)でも
結構適当に弾いても合います。
WEBで「ダイアトニック」で検索すれば各keyの
ダイアトニックコードの表がすぐにでてくるんで
一度試してください。
ただやはり簡易的なものなので理論の勉強も
やったほうがいいとは思いますが…。
GT-#29338 junjun 2004/05/27 06:56
↑のはkeyの説明ではないですね。
簡易的な曲作りの方法でした(汗)
申し訳ありません。
GT-#29339 junjun 2004/05/27 06:59
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