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【過去ログ】少年少女犯罪について。
NUMPL-#127272
NAMEinochi
DATE2003/07/14 02:56
最近よくまたこういった事件が大きく報道されています。
私は一時期世間を賑わせた14歳犯罪のとき同じ14歳でした。私も今年で二十歳になりますが、当時からとても気になっていたことを言わせてください。

 こういった事件があるとよく被害者の両親が加害者の少年に対して極刑を求めているという報道がなされます。
私はこれを聞くたびに怒りというか悲しい気持ちになります。私は親になったことがないから親の気持ちというのはわからないと思いますが、一人の人間として言わせてもらうと、どうして子供をなくした親の気持ちを知っているのに子供の死を望むんですか?たとえそれが殺人者であっても子供という事実は変わらないと思います。親が子供(たとえ他人の子であっても)の死を望む、それこそ問題だと私は思います。
おとなたちが人の命の尊さを知らないで子供がどこでそれを学ぶんですか?
葉浩志
 上からのつづきです。
ましてや命を育てなければいけない親から極刑という言葉を簡単に出してもらいたくありません。
自分の子供の命自分の命とても大切でしょう、でもほかの人たちにとってもそれは一緒です。
「他人の気持ちになって考える」小さいときによく言われることですが、大人になってもできていないことが多いですね。一人一人がそういう気持ちを持てば世界はすごく平和なのに・・・

なんだかうまく言葉にできないことが多くてよく理解されないかもしれませんが、こういう意見を持っている人もいるんだと思っていただければ幸いです。
さまざまな意見があるとは思いますが、私が一番望むのはすべての人が心置きなく生きていられますように(もちろん自分を含めて)。
 長くなってすみませんでした。
PL-#127273 inochi 2003/07/14 03:00
 うーん、被害者や遺族の感情としては、
加害者には被害者と同じ目にあわせてや
りたいとか、加害者に対する刑罰が被害
者が受けたことより軽いのには納得でき
ないとか、そう思うのが自然だと思いま
すよ。
 僕がもし、あなたがもし被害者や遺族
になったとしても、そう思うでしょう。

 けども、昔から「罪を憎んで人を憎ま
ず」という言葉がありますよね。これっ
て、世界の近代の法律制度の根本的かつ
重要な考え方なんですね。
 社会病理学的には、犯罪というのはど
うしても絶対になくならないとされてい
ます。ですから、犯罪を少なくすること
も大事ですが、それよりも犯罪者を更生
処理するシステムが社会にあることのほ
うが大事なんですね。
 それには、人を憎んでいたら処理は進
まなくなってしまう。
 だからこそ、「罪を憎んで人を憎まず」
という発想が大事になってくるんです。

 しかし、人は「かわいそう」に弱いか
ら、最近は被害者の感情が、そういった
社会システムよりも大事にされてきてい
ます。人を憎みはじめているわけです。
 そうじゃない。犯罪というのは違う星
の人間がするものじゃない。決して他人
ではなく、僕たちと同じ社会で生きる人
がおかしてしまうもの。それを忘れては
いけませんね。心おきなく生きるには、
そういう社会システムを維持することが
僕は最も重要だと思います。
PL-#127274 ちー 2003/07/14 04:11
罪もないなんの抵抗も出来ない子供を殺す。
もしあなたが子供を産んで、その子供がなんの理由もなく
殺されたら、今と同じことが言えるでしょうか?
わたしは極刑を望みます。極刑が無理なら日本にはないけれど終身刑を望みます。
もし自分が親の立場なら、刑を終えて出てきた加害者を殺すでしょうね。自分が犯罪者になっても許せないです。
PL-#127277 tomomi 2003/07/14 05:55
> 「他人の気持ちになって考える」小さいときによく
> 言われることですが、

「自分の子供を殺された親」という、発狂しかねないような立場におかれた他人、の気持ちになって考えた上での発言なんでしょうか。何か加害者の親の気持ちしか考えてないように見えるんだけど。

第三者として冷静に見ればその通りなのかもしれないけど、当事者でそんな冷静な判断が出来ちゃったりするほど気持ちの揺らぎが無いっていうのは、さすがに難しいでしょう。
PL-#127279 Mattun 2003/07/14 08:39
私の母はこう言ってました。「自分の子供を殺した人間が同じ空気を吸い、償いながらとはいえ、どこかで暮らしているなんて許せない」と。親の子供に対する愛情は計り知れないほどのものだと思います。
自分の子供が殺されたのに「命の尊さ」を
その殺した人間(子供)に向けられるほど被害者の親は冷静でいられるのでしょうか?
PL-#127281 ko 2003/07/14 09:39
>inochiさん
まるであげあしをとるようになってしまい、申し訳ありませんが……。

>子供をなくした親の気持ちを知っているのに子供の死を望むんですか?
ご遺族からすれば、子供を「なくした」のではなく、殺人者に我が子の命を「奪われた」の方が正しいのではないでしょうか?
陳腐な例えですけど、仮にあなたが財布を「なくした」場合と「奪われた」場合(それがたとえ子供にだとしても)とではまったく変わってくるのでは、と思うのですがいかがでしょうか?

>殺人者であっても子供という事実は変わらない
仰るとおりです。子供であっても殺人者という事実は変わりません。

私は一貫して被害者側の視点?感情?を尊重するべきだという姿勢をとりたいので。ただ加害者を全て悪とするのは簡単でしょうし、単純にそうすればいいとは思っていません。が、加害者より被害者の方のことを考えるべきだと思います。全てとは言えないとしても、間違いなく悪いのは加害者なんだから。
PL-#127282 JW 2003/07/14 09:44
親の立場から。遺族の方たちの気持ちは痛いほどわかります。自分の子供が何の言われもなく突然殺されてしまう、なんて想像しただけでも涙が出てきます。「極刑に」というのはもっともだと思います。確かにinochiさんがおっしゃるように「子供を亡くした気持ちを知ってるのに、なぜ?」と思われる方もいるでしょう。遺族の方も時が経てばもしかしたらそういう気持ちになれる時も来るかもしれませんが、今はとても無理だと思います。inochiさんが書かれていたことを逆に言うと「例え子供であっても殺人者である事実は変わらない」のです。だからといってあだ討ちのようなことはあってはいけないと思うし、本当に難しい問題だと思います。
inochiさんがおっしゃった「大人たちが命の尊さを知らないで子供がどこでそれを学ぶんですか?」という問いかけを、加害者と同年齢の息子を持つ親として重く受け止めています。
PL-#127283 ふぇんだあ 2003/07/14 09:54
悩んで書いていたら時間がかかってしまい、JWさんの書き込みと一部重なっていました。すみません。
PL-#127284 ふぇんだあ 2003/07/14 10:02
あくまで、私感ですが。

少年法に守られすぎている犯罪者に、自分達では何も出来ない悔しさが、その発言にこめられているように感じます。

また、感情が極限にまで高ぶっている状態で、他人の、ましてや自分の家族に被害を与えた者への配慮まで求めるのは酷と感じます。これは他の方も仰ってますね。

私感ついでに。
極刑については可否の判断が今でも出来ません。人の命を人が奪っていいのか、でも、その犯罪者は人の命を奪っている、と。多分これからも答えは見いだせない気がします。

ただし、罪を償ったからといって、一般社会に出てこられる点については大いに疑問を感じています。他人の人生全てを奪い、元に戻せないほどの過ちを犯した者が、人生の何分の一かで罪が償えるのでしょうか?その被害者は償われたのでしょうか? 家族は満足なのでしょうか?
PL-#127287 naoki 2003/07/14 13:45
加害者は死んでしまった方が楽じゃないですか?
一瞬の苦しみですむのでしょう?
それよりも一生、それこそ死ぬまで罪の意識を背負って
もがき苦しんで生きていくほうが辛いような気がします。
でも親からしてみればやっぱり極刑を望むんですかね。
私はまだ子供なので親の気持ちは分からないんですが。
PL-#127294 ユウ 2003/07/14 20:11
大事な人(子供に限らず、親、恋人など)を見ず知らずの訳の分からない奴に謂れの無いような理由で殺されてしまえば憎むのは当たり前です。
一概には言えませんが大事な物には大事な物で償わせる、となるとそれはやはりその本人の命、ということになるかと思います。
情状酌量の余地がある場合を除けば極刑はあってしかるべき。今回のように遺族の感情に無念さしかを残らないこと事態、おかしい。
以前にあった事件で、奥さんとお子さんを奪った犯人が極刑を免れた為「法律で殺せないなら僕が殺します」と言われた人がいますが被害者であるこの人にここまで思い詰めさせてしまっている事にもっと目をむけるべきだと思います。
因みにこの犯人も未成年でしたが被害者にしてみれば家族を奪った犯人が未成年だろうが成人だろうが関係無いわけで、成年が殺した場合と未成年が殺した場合とで奪われた命の重さが変わるわけでもない。
命の尊さが変わらないのは殺されてしまった人も同じです。
PL-#127298 午前の紅茶 2003/07/14 21:04
 僕的に、“目には目を、歯には歯を、死には死を”だと思うんですがねぇ…。 やっぱり、憎くて憎くてたまらないと思いますよ…、ご親族の方達から見れば。16歳の若造の意見でした。  
PL-#127299 とまとじゅうす 2003/07/14 21:12
 「死刑反対」と声高に言っている人を見る度に思います。

 お前は親しい人・大切な人を、理不尽な理由で害されたことがあるのか!!

 9割以上は、身近に被害者がいない人です。
 犯人に極刑を望むか否かは、被害者とその近しい人が
考えればよいのであって、当事者以外には何も言う権利はありません。
 このトピ主が何歳か分かりませんが、身近で理不尽な死や出来事を経験したことが無いのでしょう。
 そして「想像力」も欠如しているのでしょう。
 一度、犯罪被害者の講演会に行ってみて下さい。
 それでもあなたの考えが変わらなければ、仕方ないと思います。
PL-#127301 cyanblue 2003/07/14 21:55
僕は極刑を望みます。人の人生を奪った人にはもうそれ以上の人生を歩んでほしくはないです。どんな理由にせよ。無差別であったらなおさらです。上のとまとじゅうすさんの言うとおり「目には目を歯には歯を」だと思います。感情的になってしまいすいません。自分のことではないといえ、そういうことは許せるものじゃないんで。
PL-#127302 イオ 2003/07/14 21:56
inochiさんの発言は、被害者遺族の方々の気持ちを十分考えられての言葉なのでしょうか?
自分がもしその立場になったとしてもそう言えるという強い信念を持っての言葉なのでしょうか?
こういった発言は、被害者側の方の気持ちに塩をぬるような軽はずみな意見であってはならないと私は思います。

みなさんのレスを読んだ上でのinochiさんの考えをぜひお聞かせください・・・。
PL-#127303 びぃぢゅ 2003/07/14 22:01
>おとなたちが人の命の尊さを知らないで子供がどこ でそれを学ぶんですか?

もし私の大事な人の命が誰かの身勝手で奪われたとしたら、
そして、それを法で裁けないのだとしたら、
私が自らの手で…そのくらいの覚悟で相手と向き合うと思います。
人の命の重さ、尊さがわかるから、犯人を一生憎み続けるでしょう。絶対に許さない。

私の身近な事件では桶川ストーカー事件があります。
直接的なつながりはないけれど、今も話しを聞く機会があります。
そして、事件はまだ解決していません。
ご両親は今も戦っています。
現場を通るたびに、若くして理不尽に命を奪われた被害者の無念さを悲しく思います。

罪を償うってどういうことなんだろうって思います。そして、罪を償う…なんてことは一生できないと思います。
奪われた命は戻ってこない。
残された者の痛みは、一生消えないのです。
PL-#127306 はるっち 2003/07/14 22:50
子供ふたりを持つ親のわたしでも
どちらの親の心情を想像はしてみても
それが実際自分に降りかかった時と
同じであろうとは思いません。
きっと想像しきれないことと思うんです。
わたしの子供は今ここにいる、横でご飯食べてる、
笑ってる、のですから・・
当事者でないと何も言えることは無いと思います。

交通事故で子供を亡くされた方が、その事故があった
場所へ毎日お花を供えられるのを見て
「あんなことをしたらいつまでたっても
成仏できないのに」って言うひとがいらっしゃるけど
子供が先に逝ってしまわれたその身にならなければ
そういう行動も理解し難いことかもしれません。
PL-#127307 purapura 2003/07/14 23:02
話しがそれてしまいますけど、
>交通事故で子供を亡くされた方が、
>その事故があった場所へ毎日お花を供えられるのを見て
>「あんなことをしたらいつまでたっても
>成仏できないのに」って言うひとが・・
って。現場で供養するコトは間違っていません。成仏出来ますよ。ただ亡くされた子を今も居るかのよう部屋を片付けなかったり食事を用意されてると成仏できないって聞いたコトあります。『他人の気持ちになって考える』ってコトは大事です。間違ってません。ただ皆さんと一緒で犯人に対して極刑にと思うご両親は当然な気持ちです。自分の欲望のままに子供を殺すコトは人間のするコトじゃないです。ご両親には中学生とはいえ犯人は虫ケラ以下だと思います。
PL-#127320 匿名で。 2003/07/14 23:39
被害者の気持ちを!と書かれる人は多いのに、加害者の気持ちは?と書かれる人はあまりいないんだなと思って読んでました。
私はいつ自分が被害者になるかと思うと同時にいつでも加害者にもなりえると思ってしまいます。

自分が加害者ならば、極刑の方が楽だと思います。生き続けるほうがきっと苦しいと思う。
自分の死を心から願う人物が世の中に存在するのに、生きていかねばならない、世間に出て行かなければならない、そのほうがつらくないですかね。

子どもを持たないものの意見ですが、加害者というのはその本人だけです。その親もまた被害者なのだと思います。
自分の子を奪われるという気持ちはどんなものなのでしょうか?
自分の子を「極刑にしてくれ」と言われるのはどんな気持ちなのでしょうか?
キレイごとと言われてもかまいません。いろんな視点で考えることこそが想像力なのだと私は思ってます。
PL-#127321 王様 2003/07/14 23:45
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